4章（本編）導かれし百均やドンキ

時系列的には無茶苦茶になってしまうが、退職→引越しとなるので、退職までの時間の話。

「二ヶ月後に海外で生活を送ってもらいます。」と言われたら、あなたは何をどう準備するだろうか？

海外への引越しが一般的じゃなさすぎて、私には一般的に何を用意するのか全くわからなかった。

そのため、まずは香港の物価の調査である。

現地で用意するものと国内にいるうちに用意するものを明確に分ける必要があると感じ、彼女に相談した。

とりあえず、「香港　物価」「香港　関税」などで検索し、現地でお得にゲットできるものの情報をひたすら調べまくった。何なら、ユニクロや無印などの香港版のサイト（MUJI.HKなど）も検索し、日本円で計算をしてみた。グローバル化に感謝。謝謝

その結果、日本に比べ全てが高かった。ユニクロや無印は全て日本の値段の1､５倍以上であった。生活必需品ですらその値段なのだから、必要と思われるものは全て国内で用意する必要があるということになる。またネットで調べていて、香港は家賃が高額すぎて1Rに4人家族で住んでいるとか、1Rの家賃が月35万円と言った情報が出てきた。香港の物価に震えながら、休みの日は百均に行ったり、無印に行ったり、ユニクロに行ったり、しまむらに行ったりと、とりあえず思いつく限り買い物をしまくった。

結局、特別買ったものは、バスタオルと私のエアリズムパンツ5枚。胃薬などの常備薬。この時は何が必要で、香港では何が高いのかよくわかっておらず、正直楽観的な気分でいたのである。

何せ、旅行のブログなどは多いのだが、移住となると記事が全く見つからず、これが高いから買っておいたほうがいいなどの情報を見るけることができなかったからである。

とりあえず、お互いの海外旅行の経験を活かし、考えうる最善の手を打っておいた。