家に帰り、20ページ以上の仕事のマニュアル的なものがPDFで送られてきた。解読作業にとてつもない時間をかけ、なんとか解読を終える。さすが外資系、ポリシーなんかもめちゃくちゃしっかりしている。あまりにも難解な部分は、IPADでPDFの英文を写し、IPHONEのGoogleカメラ翻訳でチェックした。本当時間かかった。
内容は、すごくざっくりいうと服装や服務規程、差別は許しませんよ。等
さぁ、いざお仕事の初日。女性上司(私より一回り以上若い)が丁寧に仕事を教えてくれる。ハンバーガーのパティーのこねかただったり、野菜のカットのサイズ感だったりを教えてくれた。
てっきり誰でもできる雑用を最初はこなすものだと思ったが、どうやら所属=即戦力らしく、周りの仲間と全く同じ内容を行うようだ。さすが外資系。
後は、清潔さを保つための規定が想像以上に厳しかった。肉触ったら、手袋捨てて手を洗って、他のものを絶対には触ってはいけない。エプロンはフロアにして行ってはいけないなど。当たり前なのかもしれないが、本当に清潔さにはこだわりがあった。
初日は7時間立ちっぱなしで疲労困憊。そういえば家に帰るときに気づいたが、自己紹介はなかった。悪くいえば。私はただの労働力の一部なのだ。いくらでも替えはきく。
お仕事特典として、ハンバーガー1個とポテト中サイズを無料で持ち替えることができる。トッピングはよく分からなかったので、適当にお願いし、持ち帰って食べる。
さすが1個1800円のハンバーガー。世界一うまいと言われることだけはある。
作っている工程で気づいたことが二つ、ひとつは素材オンリーから作っているので、全くの無添加ということ。素材の味を活かしまくり。というかソース無しでも若干の塩味を感じられるのはすごい。
そしてもう一つが時給が1200円なので、1時間働いていも、ハンバーガーを買うことすらできないということ。なんならシェイクと同額だ。

香港は日本の物価の2倍程度なので、実質日本で600円の時給で働いていることになる。うーん。これは前途多難。。
一ヶ月やってみて、仕事にも仲間にも慣れてきた。
特に仲が良かったのが、クリスさん(40代男性)彼はインドネシア人で、香港のお得情報をたくさん教えてくれる。英語もわかりやすい単語をわざわざ使ってくれて、本当にいい人だ。彼とシフトがかぶるとマジで楽しい。ポテトのプロ。マジンガーZガチ勢。
そしてエリナさん(50代女性)肝っ玉母ちゃん系でメッチャ厳しくて注意してくるが、私のためを思って言ってくれているのが伝わるので、全く嫌な感じがしない。エリナさんはハンバーガー嫌いだと言い張り、持ち帰れるハンバーガーをいつも「あんたの妻の分として持ち帰りな」と私にくれる。
エリナさんのおかげで我が家のエンゲル係数は非常に低い水準を維持できている。ありがとうエリナさん。
そしてリンダさん(50代女性)はフィリピンからの移民らしく、ほーんとちょっとだけ日本語が話せる。カタコトレベルだが。
なぜ日本語がわかるのか聞いたら、日本のフィリピンパブで働いていた経験があるらしい。リンダさんもすごく優しい。なんだか聞いたことが無い日本の歌謡曲も知っていた。というか歌っていた。もちろん私は知らない曲。
続く
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