高い。。全てが高い。
何を見ても日本の価格の2倍以上する。一番驚いたのが、イオンの中の野菜売り場だ。
もやしが一袋400円で売っている。20倍!?日本では20円から30円で売っているものと全く同じものだ。
物価高に怯えながら慎重に商品を選ぼうと2人で決意する。
フライパンや枕、その他沢山の生活必需品を購入し、たまたま入った家電エリアで奇跡が起こった。
浄水器である。
浄水器といっても、日本で一般的な水道の蛇口につけるような浄水器ではなく、空気清浄機位でかい機械である。どうやら、その浄水器の後ろのタンク部分に水道水を入れると、濾過されて水が飲めるようになるとのこと。価格は四万円。悩んだが、購入することにした。
家に戻り、早速浄水器に水道水を投入。濾過された水を飲んだ。
「おぉー」稼働して、濾過される水を見て、感動する。
いざ飲んでみると「ん!?…めっちゃまずい。」
どうやら水の味自体は変わらないらしい。この水と2、3年付き合っていく覚悟を決めた。
備え付けのベッドが非常に薄く、掛け布団もホテルのようなテラテラな素材で非常に薄い。
これは何とかしなくてはいかんと夫婦会議の末、別日にIKEAに向かった。日本では郊外にある巨大なIKEAも、香港では市街地にあるのだ。
IKEAに行き。まず驚いたのが、ネットで見た記事のように、現地の人がソファーやベッドで非常にくつろいでいる。言葉を選ばずに言うと無法地帯の様な状態。日本では考えられない。しかしここは日本ではないのだ。郷に行っては郷に従う。忘れてはならないと自分に言い聞かせ、さまざまなものを物色する。正直夫婦2人とも必要だと考えていたのが「布団」だ掛け布団も敷布団も必要。それを探そう‥しかし、いくら探しても日本の布団的なものは全く見つからなかった。そう布団とは日本限定の文化だったのだ。
その後、布団を探しにNITORIに行くも香港には売っておらず、発想を変えて、布団として使えるものを探すという散策の旅に出るとこになった。結局、イオンの訳わからない家具屋にあった、もふもふのブランケットの一番でかいサイズを購入し、それを掛け布団として代用することにした。
寝具だけで、これだけの苦労があるということは、食やその他ではもっと苦労するのでは。とお互いに思っていたはずだが、事実として受け止めるのが恐怖で、お互いに口を継ぐんだ。
コメント