4章(仮) 導かれし退職

結婚の報告と退職の意思を私の職場に伝えると、信じられない位あっさり、退職が受理された。

少しずつ職場の荷物の整理をし、様々な人に挨拶をし、今まで世話になった人たちに会いに行った。

数少ない友だちたちも送別会を開いてくれるなど、感謝がたくさんの時期だった。

正直、退職に関して、同じ仕事を10年以上続けてきた中で「やめて海外住んじゃおうかな」と妄想したり、具体的な計画を立てたりしたことが何度かあったが、その度に「やはり安定して稼げる職業を退職するのは、リスクが大きいかな」と、とどまってきた。

しかし、何かきっかけがあり「よしやっちゃおう」と腹を括ると、何にも躊躇せずに案外やめられるものだとびっくりした。

これを読んでいる方が、もし何かのタイミングで仕事の何らかの決断をしようか悩んでいる時は、意外と大丈夫なので、少し無茶していただきたい。

その無茶は、おそらく多くの人が避けてきた道なので、その分リターンは大きいと思う。

というわけであっさり。退職を決意し、実行した。

続く。

コメント

  1. レミラーマ より:

    初めまして。初コメントです。
    いつも楽しく拝読しています。

    とても考えさせられる記事でした。
    案外仕事なんてそういうものなのかも知れないなと思いました。そう思うと、辞める辞めないに関わらず、もう少し気楽に働けるのかなと感じます。

    今後の身の振り方について悩んでいる友人にも『香港主夫』お勧めしたいと思います。

    更新頑張って下さい🇭🇰

    • 香港主夫 香港主夫 より:

      コメントありがとうございます。忘備録として記録している部分があったので、本当に読んでくださる方がいてびっくりです。そしてとても嬉しいです。
      レミラーマさんを始め、多くの方に是非気楽に働いて欲しいと思います。私の場合意外とどうとでもなりました。
      更新頑張りたいと思います。わざわざありがとうございました。

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