3章 そして… ビザ取得へ

合格が決まり、いよいよ彼女に様々なメールなどが来て、「本当に受かったんだ」という気持ちになった。

合格に安堵する気持ちと、今後のことを考え、気分がぐちゃぐちゃになる。

もともと、海外への転勤がどちらかに決まった場合は入籍をしようということになっていたので、いつ入籍するかを相談する。とはいえ、合格発表が年度末の1月後半。4月から香港で働き始めるためには引越しや住民票関係、年金、保険の手続きなどやることが山積みなのだ。

とりあえず、縁起が良さそうな日などをチェックしたり、自分の誕生日など、様々な日を検討したりした。「きっと向こう(香港)の手続きの関係もあるし、3月よりは前に入籍しておいた方がいいね。」ということで2月の半ばに入籍をすることに決定した。

その旨を香港側に伝え一日後。香港側の回答は「2月の半ばではビザの発給に間に合わないので、すぐに入籍をお願いします。(的なニュアンス)」とのこと。

まだ両家顔合わせすらしていないのに。こちらのペースではどうやら全然ダメな模様。

まさかゼクシィを自分が買う時がくることになるとは思わなかったが、記念なので購入し、ゼクシィに付属していた花柄の婚姻届に記入した。

ちなみに私側の父親が記入ミスをし、私も二箇所記入ミスをしたので、婚姻届は訂正印と二重線でメチャメチャデコレーションされていた。

急いで相手の両親に挨拶をし、こちらの実家に行き、サインをもらって仕事の休みの土曜に入籍をした。

結婚記念日は「ビサ間に合わないので、最短で」と言われたこともあり、結果発表が1月後半に対し、節分になった。

まさに、入籍RTAである。

この話をすると、「結婚って何かに後押しされたりするものなのよー」的な先輩方のアドバイスをたくさんの方々からいただいた。

まぁ確かに、強烈な思い出にはなったな。。うん。

コメント

タイトルとURLをコピーしました