11章 眠れる勇者と導きの隣国 深圳編

再び1人で中国旅へ行くタイミングができた。

妻の仕事が一段落をついたことで、少しの休暇がとれ、妻は友だちと韓国に行ってしまうので、一人で香港にいてもどうせ何もしないと思い、思い切って中国の深圳まで一人で出かけることにした。

深圳は色々と因縁がある場所ではあるが(一章参照)

深圳は調べれば調べるほど、近代的な街らしい。ドローンの聖地だったりアジアのシリコンバレーだったりと二つ名がかなりいけている。

香港からは電車やフェリーで行けるらしいが、今回は電車を選択

ホテルはエクスペディアというアプリのポイントが溜まっていたのでそれを利用して2.5星のかなり賛否が分かれているホテルを予約した。(実質無料)

とりあえず中国本土ではGoogleやSNS全般が使えないことと、現金が使えないということを香港人にたくさん聞いていので、事前にQRコード決済の準備をした。(今回はアリペイ)まさか登録にパスポートの登録も必要だと思わなかったのでかなりビックリ。

おそらく私の消費行動や移動手段もビックデータに取り込まれるのだろう。

当然Googleマップも使えないので百度地図というマップアプリを入れるも、使い方が分かりにくすぎたので、色々調べ「AMAP」というマップアプリをインストール。こちらの方がまだ使いやすそう。基本的に中国のアプリは中国人向けに作られているので、言語設定で英語すらない場合がある。コレはなかなか前途多難だと感じながら、いざ出発

香港の地下鉄を使い、何度か乗り換え約50分

ようやく香港と中国本土の設置点であるLuohuという駅に到着

電車を降りて、出国審査や入国審査などを経て荷物チェック。正直かなりザルであった。

ネットでは1時間以上イミグレでかかるという情報があったが、実際はイミグレで十分程度で済んだ。

中国本土に到着。実に25年ぶりの中国本土である。

深圳に到着して感じたのは歯医者の広告が所狭しと貼ってあることと、香港に比べてファッションに精通している人が多いような印象を受けた。

歯医者の広告が多い理由は、香港での歯科治療が高すぎて香港人はわざわざ深圳にまで歯科治療をしにくるのだとか。

たかだか30分程度の手続きで医療費がこんなに安くなるなら、そりゃ誰でもくるだろと思う。

とりあえず少し疲れたので、早速ホテルへ向かおうとするも電車の駅名が全然わからない。とりあえず勢いとノリで乗ってみて少しずつ近づいていこうという作戦に出ることにした。

自分が乗った駅の名前が全く分からない状態で、電車の車内液晶を見ながらAMAPを照らし合わせおそらくここらへんだろうと見込みを立てた。

作戦が功を奏し、たまたまホテルの割と近いところで、電車を降りることができた。中国専用のアプリAmapを使ってホテルに向かって歩くも信じられない位GPSがブレブレで到着にかなり時間がかかった。実際最寄り駅からホテルまで徒歩で30分以上約35度近くの気温の中歩くという。かなり苦しいスタートとなった。

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