12章 いにしえの香港の伝承

香港での生活も早1年半。もはや現地人と同じ感覚で色々生活できるようになってきた。

最近では、近くのスーパーの店員に存在を認知され、会うたび声をかけられるようになってきている。しかも3店舗で笑

相変わらずの料理のレパートリーの少なさだが、新しいメニューをなんとか増やそうと、TIKTOKやインスタで簡単にできるレシピのショートを見ている。しかし、いかんせん野菜の種類が少ないこともあり、なかなかレシピが増えることがない。

勝手だが本章では、香港で生活をする上で日本との違いをまとめてみることにする。

まず最初は、日本に馴染みがあり、香港では入手しずらい野菜ランキングを作成してみる。

日本で人気があって香港で入手が難しいランキング3位「長芋」

長芋は、ごく稀に露天の八百屋で扱っていることを見かけるが、触ってみるとグニョグニョになっており、鮮度が非常にイマイチで本当に買うのを躊躇われる。ごぼうも同様な状況。

もっと鮮度が高い長芋があれば、気軽に買え料理の幅も広がるのに。と思う一方で、香港では長芋を使った料理を見たことがあまりないので、現地での人気のなさが価格に反映されている可能性があるのかもしれない。

日本で人気があって香港で入手が難しいランキング2位「大根」

大根は香港にあるドンキ以外では見たことがない。ちょっと煮物を作りたい。汁物を作りたいと思った時に大根があればなぁ。と思うことが多々あった。

また、大根おろしにして付け合わせにしたいと思ってもまず売っていないので、非常に残念。また、ドンキにあったとしても、残念ながら日本産であっても鮮度は非常にイマイチで値段も高額である。

日本で人気があって香港で入手が難しいランキング1位「ネギ」

納豆や卵焼きなど、なんの付け合わせにもあうネギであるが。非常にレアキャラである。

ドンキにはたまに売っているのを見かけるが、1束700円程度とかなり高額。

チャーハンを作ったり、スープを作ったりとネギがあればと思う場面はかなりあるが、ネギの入手難度が高すぎる。

香港の丸亀製麺に行った時にネギを存分に補給しようと思ったが、天かすの隣にあったのは、日本で馴染みのあるネギでは無く、ネギっぽい何かであった。食べてみるもこれは日本のネギとは明らかに違うとはっきり分かるものであった。

これらが香港で生活をする上で苦しむ要因の一つでもある、野菜入手難易度だ。

次は、交通事情についてだ。

香港は日本と違い、道路では基本車優先である。信号がない場所で道を渡る時は基本的に車の通行に気をつけて渡れのような表記が地面に書かれている(日本で言うとまれ的な感じ)もちろん車は全力で車道を走っているので、車が来ていないかしっかりと確認をしてから横断する必要がある。

東南アジア圏の国では車やバイクがガンガン走っていても、渡ろうとすると車やバイクが自然と避けようとしてくれ、怖いが渡ることはできる。しかし香港では違う。

車が明らかに高圧的な雰囲気で「まだ待て」と言った感じで歩行者を遮る。残念だがこれは他国の文化なので受け入れるしかない。

そして公共交通機関でもあるバスは運転がとにかく早い。そして荒い。

お客さんが乗車し終わった瞬間にいきなりトップスピード。

当然座席に座れていない状態での発車なので、よろよろしながら空席を探す。

特にすごいのは車間距離の詰め方で、日本であれば確実に煽り運転だろと感じられるくらい、車間距離を詰める。多分前の車まで30cmを切っているのではないだろうか。

もしあなたが香港でバスに乗る場合、大抵2階建てバスなので、2階の最前列に座っていただきたい。今言っていた30cmが嘘ではないことが身をもって体験できるであろう。

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