何度も起きては寝てを繰り返しようやく到着。8時間はやはり長い
長かったフライトからようやく解放されてドーハ空港へ降り立つ。
香港を20 時にでて8時間半のフライト。
通常ならば朝方だが、ドーハはまだ23時。
若干タイムスリップしつつ、短いドーハ滞在のために現地でsimカードを買うのではなくesimという海外でスマホ繋がるよパックを購入しておいた。
空港ではesimの設定に超手間取り、全然繋がらない。色々試行錯誤した挙句、日本で契約している格安SIMのプロファイルというものが原因だったことがわかり、問題解決。通信ができるようになるのに、小一時間かかった。
めっちゃ疲れたので、Uber呼んでホテル行こうと思ったが、ドーハ空港Uber禁止らしく、タクシー列に並び空港タクシーに乗った。夜なので当然高い。
乗車して景色を見ていて感じたが、カタールは想像以上に結構近代的な街並みで道もめっちゃ綺麗だった。
ホテルは安さで決めたが、Googleレビュー最悪のホテル。
主な低レビューは「ゴキブリが出た」「予約してたのに一方的に当日キャンセルされた」「Wi-Fiが繋がらない」だの散々書かれている。めちゃめちゃ心配だったが、私はどれも大丈夫で、強いていうならドライヤーが欲しかったくらい。
というわけで簡単に洗濯も済んだので、髪びしょびしょのまま寝ることにする。
朝起きて、スマホを確認すると朝6時。全然眠れなかったが、飛行機で結構寝たのもあり、すっきりと起きられた。
お腹が空いたので、どこかご飯を食べに行こうとGoogle MAPで調べる。どこも開店は8時か9時をすぎてかららしいので、結局だらだら部屋で過ごす。ホテルの近くにスークワキーフ(SOUQ WAQIF)というカタールでは有名な市場があるので、そこへ行ってみることにした。ホテルを出ると猛烈な暑さ。乾燥はしているが、直射日光が痛い。(夜は結構涼しかったのに、昼間はこんなに暑いのか。)しばらく歩いて気がついたが、人が全然いない。そして、建物がとんでもなく近代的で綺麗。誰もいない公園も大理石でできていたりと、改めて天然資源の財力を思い知った。
スークワキーフは想像通りの綺麗さと中東っぽさがあって見惚れるレベルだった。お土産屋を軽くみていると、裏路地からピーピー鳥の鳴き声が聞こえる。
これは相当鳥がいるな。と思い、そちらに向かうと、観賞用なのか食用なのかわからないが、とんでもない数の生きた鳥たちがカゴに詰められて売られていた。下手な動物園の鳥エリアよりいるんじゃないかという位に鳥たちがいた。もちろんカラフルなやつもいたし、なんか食えそうなタイプもいた。どうするんだろうあの鳥たち。

食事をするために適当に店を探すも、朝が早いので客が誰もいない。結構悩んだ挙句、もういいやと思い、適当に決め打ちして入った店で食事にすることに。
メニューを渡されるも、名前から出てくるであろう食事が全く想像できない。
Googleでメニュー名を検索すると、ヨーグルトに野菜を入れた画像が出てきたので、店の人に質問をすると「これがいいよ」と別のメニューを言われた。それを頼むことにした。
頼むから当たってくれ。と待っていると。まさかの切り分けられたピザっぽいものが出てきた。これは当たりだ。でも、わざわざ中東でピザ食うのか。んっ!食べてみると若干スパイスっぽさを感じる。これは…ピザじゃない…!?
これはイタリア料理のピザではない。多分中東の伝統的な料理だ。そうに違いない。
と思い込むことにした。付け合わせにオリーブの実があったが…
という感じで町ブラもできたので、ホテルに戻って休憩。
バックパッカーは時間があるからといって予定を詰め込みまくってはいけないのだ。とバックパッカー1日目の私が言ってみる。
とは言うものの、ホテルにこもっていてもどこかに行きたくなったり、見慣れない街並みを見たくなったりするもの。結果、近くのスーパーやバザールに行き、その異国感を楽しんでみる。一通り楽しんだあとは遅めの昼食でシリア料理っぽいバーベキューを食す。タレに漬け込まれて焼かれた3色のチキンがピタに挟まれている料理を注文するもこれがまた絶妙にうまい。付け合わせのソースはヨーグルトベースで、「苦手かな」と思ったが、想像以上に美味しくて、ソースが空になるまで美味しくいただいた。これにビールがあればもっと最高なのになぁと、この時ばかりはイスラム圏の洗礼を受けた気分である。
明日はいよいよ人生初のエジプトに行く予定で、お昼頃の出発の便をとったのだが、航空会社の急な変更で朝4時発の便に変わってしまった。逆算すると夜中の2時にはホテルを出なければならない。しかも到着は朝6時。睡眠どうすんのよこれ。
というわけでどうしようも無いので、軽く仮眠を取り、くっそ眠い中、重い足とバッグを引きずりホテルを出発。夜中なので道も空いておりあっという間に空港到着。
カタールのドーハ空港のランプベアに別れを告げて、フライトを待つのであった。
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