10章 目覚めしバックパッカー旅 ブルガリア編②

朝起きてそっこー洗濯。相変わらず海外の洗濯機はレベルが高い。文字ならなんとか解読できるかもなのに、よりによってなんで絵文字なん。マジで何のマークが何の効果かさっぱりわからない。(蝶々、ぐるぐる、ぐるぐるがより細かい等)とりあえず色々試してみてなんだかんだで洗濯終了まで2時間近くかかった。

全部が終了した後に洗濯機の奥に英語の使い方マニュアルが貼ってあって泣いた。(結局この方法も後日試したが、全然うまくいかなかった)

洗濯後はブルガリアの世界遺産ボヤナ教会へ行く。

Google mapを見ながら、バスを乗り継ぎなんとか到着。

まず教会を取り囲む村林っぽい雰囲気がすでに最高。マイナスイオンとか正直よくわからないけど、あるとすれば絶対に信じられないくらいのイオンが出ている。

なんなら私の体の中の体液もナトリウムイオンや炭酸水素イオンで結成されているような気がしてくる。

教会の中はコソボの世界遺産と同じく中がフレスコ画でいっぱいだった。フレスコ画が一体何なのかよくわからなかったので調べたが、どうやら保存が効くけど、1発描きらしい。このクオリティを1発描きなんて当時の人の絵心は半端なく優れていたんだと感心した。逆に絵心ないやつが書いたフレスコ画を見てみたいくらいだ。

入場が1000円位だったが見学時間は10分弱。パフォーマンスは気になるが、イオンの取り込みで相殺である。

その後は中心地に戻り、教会などを見る。正直こっちの方が世界遺産として優れているんじゃないかと思うくらい内装やフレスコ画が美しかった。

どっちも世界遺産にしちゃえばいいのに。

少し休憩して夕食。エアビーのホストの方におすすめされたブルガリアレストランへ行く。

カヴァルマというブルガリアの伝統料理を注文してみたが、これが大当たり。信じられない位美味しかった。なんならこの旅で一番美味しい。

久しぶりに旨みを感じる料理に最高に幸せを感じワインが進む。ワインも熟成させた自家製スパークリングのようで、若干のシュワシュワ感があり美味しい。現地の人がお勧めするレストランは若干クセがあったりするものだが、ここは何もかも最高だった。

いよいよブルガリアで1日自由に行動できる最終日。今日は、洗濯をして街に繰り出す。

私は知らなかったが、ブルガリアは温泉で有名らしく、公衆の浴場があるので行ってみる。公衆浴場の公園ではどこから温泉が湧き出ているか分かりにくく、色々探してみて、公園の端っこの方に上向きの蛇口から温泉が出ている場所があった。口に含んでみると若干の硫黄臭さがある。これは本当に温泉だ。噂によるとこの温泉をペットボトルに入れて多くの人が持ち帰って飲料水として使用しているらしい。

正直公園にはとんでもない数の鳩がいて、温泉より鳩の方で有名になるんじゃないかって印象だった。公衆浴場の後は、ウーマンズマーケットという一部の層(ツイフェミ界隈)にはブッ刺さりまくるネーミングの場所に行ってみた。事前情報では女性用の衣類や裁縫関係の店が多く並んでいるとのことだったが、全然男物の服や帽子なんかも売っていて「別にウーマンズマーケットじゃないやん」と思った。ウーマンズマーケットよりも、隣にある野菜市場の方が気になり立ち寄ると、おそらく朝採れの野菜がキロ単位で売買されていて、現地の主婦たちがこぞって野菜や果物を買っていた。こっちの方が全然活気があって現地の雰囲気を感じられる。

近くのレストランに入り、簡単に食事を済ませる。そのレストランにはトイレが無いみたいで、近くの公衆トイレは課金タイプで、使用一回60円と看板が所狭しとぎっちり並んでいた。

その後はお土産屋さんやショッピングモールに行くも、なんかパッとしない。

ブルガリアの色をもっと出していけばいいのにと思うが、きっと現地の人の憩いの場になっているのだろう。

ホテルに戻り荷造り。いよいよ明日はブルガリア出国。

香港に戻るために、一度タイに向かう。そしてそのタイに向かうために、トランジット(乗り継ぎ)でドーハに向かう。実に一ヶ月ぶりのドーハだ。

前回のドーハでは買うことをためらったランプベアのキーホルダー(なぜか4000円もする)が気になるが、買うかどうかは明日の気分次第。

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