10章 目覚めしバックパッカー旅 エジプト編⑤

そしていよいよギザともお別れ。Uberでカイロへ向かう。カイロは相当物売りやこじき的な人の勧誘と営業が鬱陶しいとユーチューバーが言ってたので、非常に楽しみである。

タクシーを下された後Google MAPを使い、ホテルへ進むも全く見当たらない。うろちょろうろちょろして何度も同じ場所を行ったり来たりしている間に、営業をかけてきたおじさんもついに声をかけてこなくなった。

Google mapで写真などを確認し、なんとかヒントを見つけられないかトライする。どうやら、ホテルはある建物の3階部分だけらしい。そして、服屋と服屋の間にある1メートル位の隙間が入り口になっていたらしく看板も何もない。そりゃわからんわ。

無事にチェックインを済ませ、エジプトにしてはかなりレアなビールが飲めるレストランへ行ってみる。レストランの中は洞窟にろうそくが灯っている程度の明るさで、なんとも雰囲気がある。

適当にケバブとビールを頼むと、なんとビールがストロングタイプのビール(8%)でメッチャお口に合わない。「ビールのストロングタイプアルコール臭くて苦手なんだよなぁ」といきなり出鼻を挫かれたが、ケバブは確かにうまい。

ささっと食事を終えて、エジプトならどうせランドリー安いだろとタカを括り、ランドリー店にいくも、おっさんが信じられないくらい吹っかけてきて、ちょっとムッとしたので退店。退店RTAである。

その後はホテルで飲む用のビールやエジプト産のワイン。そして、スフィンクス前でKFCに行き忘れたので、カイロ店ではあるが一応訪問してテイクアウト。

ホテルでダラダラ過ごすも、夜になるにつれてお腹がグルグル…

ついにきた…

これが「エジゲリ」だ!

エジプトでは気温が高く暑いので、水分を多くとる。特に旅行者は水を飲むのだが、その水が日本とは違い硬水らしく、ミネラル豊富で軟便になるのだとか。それが「エジゲリ」

最初はおぉーと思っていたが、下痢が4回を超えてからは、これは硬水ではなく普通に何か食あたりか?と不安になってきた。

上から水分を補給して、下から水分を出す。そんな雨の日の屋根の排水溝のような時間を過ごしていたら、ついに水分が切れてしまった。若干お尻を抑えつつ、近くのコンビニ的なローカルマートへ飲み物を買いに行く。これは寝れるのか?最悪明日は引きこもろう。

ちなみにカイロで泊まっているホテルもなかなかやばく、シャワーの水圧がスポーツ選手が水分補給する際のボトルを逆さまにした時位しか水量が出てこなくて笑った。

皆さんはホテルにお金をかけましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました